モバイルワーク
オフィスのみで業務を行うのではなく、情報通信技術(ICT)を活用して時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を実現すること。モバイルワークでは、移動中にメールや電話を使ったり、打ち合わせ先から社内データを参照したり、出先からICT機器を使って会議参加するなど、業務を行える場所が拡大する。モバイルワークにより、業務効率を向上し残業時間を削減するなど、働き方改革を実践し、ワークライフバランスの向上にもつながる。
モバイルワークでは、業務を社外に持ち出すため、労働者側にも高いセキュリティへの意識、自身の業務管理を行う能力、コミュニケーション不足を避ける方策など、一段階上のリスクマネジメントやタイムマネジメント能力が求められる。
一方、企業側でも、モバイルワークに対応したセキュリティポリシーの策定、オフィス外での仕事に対応した労務管理や時間管理、グループウェアやコラボレーションツールの導入などによるコミュニケーション不足の解消といった、規則やシステム整備・運用の必要がある。